与信とは?4種類の調査方方法

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与信金融

与信は信用を意味する言葉、取引相手の信用の有無を確認してリスクをゼロに近づけることを信用調査や与信調査と呼びます。企業間取引の場合は、サービス提供や商品提供を行った後に代金の支払いが行われることになります。仮に、材料を購入する段階で代金の支払いが行われる際には与信などの調査は不要です。しかし、材料を手渡して数週間後(例えば月末にまとめてなど)に支払いとなったとき、相手先企業の経営状態が悪化するとその代金の支払いが行われなくなる可能性が高まります。

材料を売り商売を行っている会社は、その材料を仕入れるための資金が必要です。売り上げとなるお金はこのような仕入れにも使われるわけですから、代金が未払いになると自社の資金繰りも悪化する可能性も出て来るわけです。与信もしくは信用調査は、社内・直接・外部・依頼、この4つの方法がありますが、自社内でできる調査は限られている関係から外部や調査会社などの専門機関を利用して行うのが一般的です。社内で行うものには、営業部や経理部などが保有している顧客情報を集めて取引先の与信を調べる、直接調査は文字通り取引先の代表者や担当者に対して、訪問や電話・メール・ファックスなどを使い経営状態のヒアリングを行うなどのやり方です。

専門機関に依頼すれば当然費用は掛かりますが、大口の発注を行うときなど取引先の信用をしっかり確認しておけなければならない、特に取引額が大きいときなどは費用を払っても行っておくべき調査です。

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